イベント

「上手に生きられない人のためのライター入門」パリッコ・スズキナオのライティング術を聞く

放送作家の吉村智樹さんが毎月第四水曜日に「関西ライターズリビングルーム」という催しを開催されている。
“文章を書いて生きる人々に仕事術を訊きだすトークイベント型の勉強会”という趣旨で、開催が決まるとTwitterで情報を発信されており、それを目にするたびに面白そうだな〜と思っていた。

そしてある日、ゲストに「酒の穴」の文字を目にした。


「酒の穴」はパリッコさん(@paricco)とスズキナオさん(@chimidoro)の酒飲みユニット。
ライターでも何者でもないけれど、すぐさま予約のメールを送っていました。

ユニット「酒の穴」と私

いつお二人のことを知ったのかは思い出せない。
でも多分、きっかけはデイリーポータルZだと思う。

確かパリッコさんは酒場ライターよりまだ音楽活動が主だった。
ナオさんは”チミドロ鈴木の「早く老人になりたい」“というブログを書かれていて、上本町ハイハイタウンでお酒を飲む記事を「いいな〜」と思ったのを覚えている。

その力の抜け具合と、お酒を心から楽しんでいるのが記事から伝わってきて一発でファンになりました。

デイリーで徐々に増えていくお二人の記事を読んだり、新しく始まるメディアの連載に喜んだり、移転後のシカクへ「酒の穴」を買いに行ったり。

「同じ学年のちょっと変わったことしてる面白い人たち」みたいな、割と近しい存在として勝手に思っているお二人の生のトークが聞けるのですごく楽しみだった。

関西ライターズリビングルーム・当日

会場の北浜フレイムハウスへは19時半ごろ到着。

関西ライターズリビングルーム

まだ受付は開始されてないということで、着席して紅茶を頼む。
紅茶を飲みつつまったりしているうちに徐々に人が入り始め、やがてパリッコさんとナオさんがやってこられた。

イベント開始までまだ時間があったので、お酒を飲んで寛ぐお二人に持参した「よむお酒」にサインをいただく。
パリッコさんから好きなお酒を尋ねられ、ビールと答えるとサラサラとビールを持った酒タヌキを描いてくれました。嬉しい。
デイリーの嵐山のお茶屋さんへ行く話めっちゃ好きです!」と伝えるとナオさんがにこにこしながら「あーそれ玉置さんのやつですね」と。
えっ。
本当に今の今までずっと「酒の穴」の記事だと思ってた…恥ずかしいしめっちゃ失礼…とぐるぐるしていると「今は閉まってるんですよ〜4月くらいから営業再開されるそうです」と教えていただいて、もう本当にありがとうございます。

テーマは”上手に生きられない人のためのライター入門 完璧ではない私やあなたがライターの仕事を続けてゆくためには”

そうこうしているうちに開始時間になり、「酒の穴」らしく乾杯から。
吉村さんの進行で和やかに始まる。

関西ライターズリビングルーム第三十三夜、テーマは
”上手に生きられない人のためのライター入門
完璧ではない私やあなたがライターの仕事を続けてゆくためには”。

お二人がライターになったきっかけ、出会い、ライティングの際に気をつけていることなど。

普段はされないという吉村さんご自身のお話を交えつつ、パリッコさんとナオさんのまさに本で読む対談と同じような楽しい掛け合いが続く。

ここだけの話もありつつ、楽しかった時間の断片を走り書きしてあったメモから少し。

  • 雷が落ちた、「酒の穴」バーン
  • 君も今日からスズキナオになれる
  • 煽らない、欲しがらない、人を過剰に褒めないしけなさない、表現を大げさにしない時代になった
  • (チェアリングは)「あそこに椅子を置いて飲もう」と言うのが面倒くさくなって、自然と出来た単語
  • 普通にあるものを普通に楽しく見せられるのがいいのかな
    (バズる人たちがいるから「じゃない方」を選んだ、彼らがいるからこそ)
  • 自分の実感に近くしていく、「なんでもおいしい」精神
  • 抗わないっすね〜
  • 自分の体感に嘘をつかなければ、その人しかわからないことが書ける
  • モーニング焼酎で身体にいいサプリを流し込む
  • モーニング焼酎からしか見えない景色がある
  • 今の状況が全部味方、今の私がやれることで書く

お二人が話すたびに笑いが起き、あっという間の1時間強だった。

共通して思ったのはメモにも書いてある通り、「自然体」だと言うこと。
何かを書くにあたって小手先ではなく、私感も大仰でなく、そのままの出来事、相手、自分を肯定していて素直に表現されているんだと。

疲れているとか摩耗していると感じることが多い日常で、だから気負いのない自然体のお二人の文章はスッと入ってくるのかもしれない。

吉村さんがお二人のことを「柳のようなしなやかさ」と言われていたのも印象的でした。

最後に図々しくもツーショットをお願いした。

関西ライターズリビングルーム

快く応えていただきました。パリッコさん眠そうですね。

中止・延期にせずイベントの開催を決定された吉村さん、パリッコさん、スズキナオさん、楽しい時間をありがとうございました。

関西ライターズリビングルーム

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